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4 <sect1 id="zend.debug.dumping">
9 静的メソッド <methodname>Zend_Debug::dump()</methodname> は、
11 簡単に使用することができ、事前準備や特別なツール、
13 この単純なデバッグ手法は、一般的によく用いられています。
16 <example id="zend.debug.dumping.example">
17 <title>dump() メソッドの例</title>
19 <programlisting language="php"><![CDATA[
20 Zend_Debug::dump($var, $label = null, $echo = true);
25 引数 <varname>$var</varname> で指定した式や変数についての情報を
26 <methodname>Zend_Debug::dump()</methodname> メソッドが出力します。
30 引数 <varname>$label</varname> は、<methodname>Zend_Debug::dump()</methodname>
32 これは、たとえば複数の変数の内容を出力する際に便利です。
36 論理型の <varname>$echo</varname> で、<methodname>Zend::dump()</methodname> の結果を
37 echo するかどうかを指定します。<constant>TRUE</constant> の場合は出力が
38 echo されます。<varname>$echo</varname> の設定にかかわらず、
43 <methodname>Zend_Debug::dump()</methodname> メソッドが、PHP の関数
44 <ulink url="http://php.net/var_dump"><methodname>var_dump()</methodname></ulink>
45 をラップしたものであることを理解すると有益でしょう。
47 <methodname>var_dump()</methodname> の出力は
48 <ulink url="http://php.net/htmlspecialchars"><methodname>htmlspecialchars()</methodname></ulink>
49 でエスケープされ、(X)HTML の <command><pre></command> タグで囲まれます。
53 <title>Zend_Log を使用したデバッグ</title>
56 <methodname>Zend_Debug::dump()</methodname> は、ソフトウェアの開発中の
58 変数の中身を見るメソッドを追加したり削除したりするのが手っ取り早くできます。
62 その場限りのコードではなくずっと使用し続けるデバッグコードを書くのなら、
63 <link linkend="zend.log.overview">Zend_Log</link>
64 の使用を検討してください。たとえば、ログレベルを
65 <constant>DEBUG</constant> にして
66 <link linkend="zend.log.writers.stream">ストリーム・ログライター</link> を使用すると、
67 <methodname>Zend_Debug::dump()</methodname> が返す文字列を出力できます。