1 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
3 <!-- EN-Revision: 20819 -->
4 <sect1 id="zend.mail.encoding">
5 <title>エンコーディング</title>
8 テキストおよび HTML メッセージの本文は、デフォルトでは
9 quotedprintable 方式でエンコードされます。
10 メッセージヘッダーもbase64を <methodname>setHeaderEncoding()</methodname> で指定しなければ
11 quotedprintable 方式でエンコードされます。
12 もしあなたがラテン文字ベースではない言語を使う場合、 base64 がより適切でしょう。
14 base64 でエンコードされますが、<methodname>addAttachment()</methodname> のコール時に変更したり
15 <acronym>MIME</acronym> パートオブジェクトに後から代入して変更することもできます。
16 7Bit エンコーディングおよび 8Bit エンコーディングは、
21 ヘッダ、特に subject のエンコーディングは、油断のならない話題です。
22 <classname>Zend_Mime</classname> は現在、quoted printable ヘッダを
23 RFC-2045 にもとづいてエンコードするアルゴリズムを自前で実装しています。
24 <code>iconv_mime_encode</code> および <code>mb_encode_mimeheader</code>
25 には、特定の文字セットにおける問題があるからです。
26 このアルゴリズムではヘッダを空白文字でのみ区切るので、
27 推奨される長さである 76 文字を超えるヘッダができてしまう可能性があります。
28 そんな場合は、次の例と同様にヘッダのエンコード方式を
32 <programlisting language="php"><![CDATA[
33 // デフォルトは Zend_Mime::ENCODING_QUOTEDPRINTABLE です
34 $mail = new Zend_Mail('KOI8-R');
36 // KOI8-R で表現されるロシア語はラテン文字ベースの言語と
37 // 大きく異なるので、Base64 エンコーディングに変更します
38 $mail->setHeaderEncoding(Zend_Mime::ENCODING_BASE64);
42 <classname>Zend_Mail_Transport_Smtp</classname> は、行頭がドット 1 文字あるいはドット
43 2 文字の場合にその行をエンコードします。これにより、
44 SMTP プロトコルに違反するメールを作成しないようにします。